2015年06月07日

ムーラボ日誌(6.7)『MOOSIC LAB 2015』現状報告(とにかくカオス)


皆様こんにちは。MOOSIC LAB主宰の直井です!

もう月日の流れは早い物で今年も6月に突入。あっという間に半年が過ぎようとしています。すっかりここも放置してしまってました…!本当に申し訳ありません!5月に起こったいろいろを一気にまとめてみたいと思います…!

去る5.16(土)MOOSIC LAB関連アーティストが下北沢に集結!ライブサーキットイベット「HEADPHONE CONNECTION」が開催!真っ昼間からReGさんでベッド・イン(ステージ上でスーパージョッキーのアレやりました)→井上苑子の最新MV『大切な君へ』上映+松本花奈監督(井上さんと同い年の17歳)+『私たちのハァハァ』松居大悟監督のトークショーと井上苑子ミニライブ→細身のシャイボーイ(途中で弦キレたのでステージ上に呼ばれて場を繋いだ)→挫・人間(下川くんお久しぶりでした!)→下北沢GARDENでVampillia feat.金子理江(マジでこのコラボ良いんで今後も続けてほしい)→ReGでMaison book girl(サクライさんの楽曲は本当にメランコリックでグッと来る)→GOMESS(この日は静かな怒りが爆発していて怖いくらいだった)→せのしすたぁ(まおさんどんどんパーティーモンスター化してる…もはやアイドルのパフォーマンスではない笑)というお祭りカオス状態。ミキヒコ君の急逝からふぇのたすの出演が急遽キャンセルになったりという悲しい出来事もあったけれど、それぞれMOOSIC LAB作品の特報を作るきっかけにもなったし、いろんな事を試せた。こういう「場」がある事が重要で、それをある意味いちかばちか、ゼロの状態からやった6joma本間君に拍手!来年も開催予定との事なので期待して待ちましょう!そんなわけでこの日解禁された特報4本。






どれもこれも楽しみです!残り4本の特報も追って出せるようにしたいと思いますのでしばしお待ちください!この日、ティーザーチラシも配布、HPもビジュアルイメージが更新されました。表紙は今年ゲスト審査員を努める水曜日のカンパネラことコムアイさん(ヤフオクのCM出てて吃驚!)。ともあれ審査員が表紙っていろんな意味で画期的!...だと思います(笑)

そんでもってMOOSIC LABですが、何と来年の2016年に向けての1本が始動!スズキケンタ監督×ラブリーサマーちゃんの19歳コンビ(若い)による『TOKYO_INTERNET_LOVE』です!



尚、スタッフ&キャストも募集中とのことですので是非公式HPを覗いてみてください!(HPのデザイン含めまあいろいろしっかりしてる19歳だわ…)ちなみにスズキケンタ監督は今年のMOOSIC LAB 2015のオープニング映像も担当します。先日新木場某所で撮影も敢行。出演は昨年のMOOSIC LAB 2014 坂本悠花里×挫・人間『おばけ』で女優賞に輝いた佐藤玲さんです。こちらも追って…!

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本年度参加の根本宗子さんの新作舞台『もっと超越した所へ。』同じく根本さんが脚本を手がけたWEBドラマ『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ』、今泉力哉監督の初舞台『アジェについて』もいずれも傑作だったし、『セッション』のこととか中村祐太郎監督×木村暉(脚本)×黒田将史(出演・編集)『雲の屑』が東京学生映画祭でグランプリ&観客賞の二冠に輝いたり、まだまだ書きたい事がたくさんありますが!長くなり過ぎるのでひとまずこのへんで…!日々の雑感はこっちのSPOTTED営業日誌を読んで頂けたら幸いです。

そんなこんなで。

ぱぱんが、ぱん。

追伸
ふぇのたすのミキヒコ君の急逝は本当に残念でした。『おんなのこきらい』は今だロングラン上映中で、加藤監督を始めとした関係者各位と一緒に、これからもずっとその魅力を映画を通じて伝えて行けたらと思っています。心よりご冥福をお祈り致します。
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2015年03月12日

3.20(土)-22(金)『MOOSIC LAB 札幌編』開催!全6作品上映+カネコアヤノ&山田エリザベス良子のライブも!

皆様こんばんは!バモラ!アジャラカモクレン!日々カオス過ぎて壊れてマッスル!MOOSIC LABへっぽこPの直井DEATH!

先日のMOOSIC LAB 2015 KICK OFF PARTY!すごかっったですね!走馬灯のようにいろんなことが思い出されますが…何を思い出そうとしても最後はベッド・インさんが…!(白目)いや、カネコアヤノとGOMESSのLIVEも素晴らしかった!基本的に今年は監督もミュージシャンもキャラ濃過ぎ!(白目)また今度詳しく…そんな中、根本宗子×せのしすたぁ『ねもしすたぁ!』はいきなりもうクランクアップ!(白目)MOOSIC LAB初、石川と福井をまたぐ北陸ロケ作品、一体どんなことになってるのか!ご期待ください!

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根本宗子×せのしすたぁ『ねもしすたぁ』エキストラ撮影に参加してくれた皆さん、ありがとうございました!

そ・し・て!K's cinemaでは朝から晩まで松居大悟×大森靖子『ワンダフルワールドエンド』加藤綾佳×ふぇのたす『おんなのこきらい』竹内道宏×いずこねこ『世界の終わりのいずこねこ』さらには大森靖子の映画史(サマーセール/tarpaulin/トムーソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ/非少女犯行声明)という奇跡の4本立てでお送りしております!13日迄!相互割引で半券持ってるとそれぞれ¥1000で観れます!お見逃し無く!

さ・ら・に・MOOSIC LAB今年一発目の上映のお知らせ!何と札幌編DEATH!2011年の0回目以来、現在の形になってからは初めての札幌上陸DEATH!いやっほう!最近夕張に住み始めた主催者の山崎かなみん隊長、ありがたす!

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MOOSIC LAB in SAPPORO!
3.20(金)18:30〜 
『これは僕がアカシックというバンドを撮ったドキュメンタリーである。』 『あんこまん』

3.21(土)18:30〜 
『QOQ』『恋文 X』
上映後、カネコアヤノさん舞台挨拶&ライブ

3.22(日)18:30 
『サマーセール』『あの娘はサブカルチャーが好き』
上映後、山田エリザベス良子さん舞台挨拶&ライブ

【日程】 2015 年 3 月 20 日(金)〜22 日(日)
【会場 】CAI02 札幌市中央区大通西 5 丁目 8 昭和ビル地下 2 階  TEL 011-802-6438(13 時以降) FAX 011-802-6538
【チケット】 1 プログラム(二本立て)1,500 円
予約メールアドレスまで、お名前・希望日・枚数を記載の上ご連絡ください。 <予約受付>kanamiroom@gmail.com
【問い合わせ】担当:山崎 MAIL : yamazaki@12.media.scu.ac.jp TEL: 080-3294-9877
主催:halle 共催:SPOTTED PRODUCTIONS / CAI 現代芸術研究所 協力:ネクスト夕張

→詳細はこちら!

そんなこんなで札幌にお住まいの皆さん!宜しくお願いします!

追伸
昨日はあの「3.11」から4年、でした。K's cinemaのスクリーンに映し出された神聖かまってちゃんの『僕は頑張るよっ』ライブ映像、かなりグッと来る物がありました。それに連なるスピリットを持つ『世界の終わりのいずこねこ』との2本立てを目撃した人はどんな気持ちになっただろうか。この日を選んで観てくれた皆さん、ありがとうございました。
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2015年03月03日

【NEWS】3.5(木)MOOSIC LABキックオフイベントに寄せて8作品をご紹介!フリーペーパー「ムーラボプレス」も創刊!

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※こちらは来場者に配布予定のフリーペーパー!内容は当日のお楽しみ。続号出せるように頑張ります!(白目)

皆様、大変ご無沙汰しております!3.5(木)19:30-新宿ロフトプラスワンにて行われる「MOOSIC LAB 2015 KICK OFF PARTY!」にて、今年で通算4回目となる「MOOSIC LAB」がいよいよ開幕となります。

メインMCには直井卓俊(MOOSIC LAB 主宰)、第1回目から審査員を続ける森直人(映画評論家)。現在のティーザービジュアル&フリーペーパー第1号のモデルをやってくれたカネコアヤノ(MOOSIC LAB 2014『恋文X』でベストミュージシャン賞受賞!)、GOMESS(『遊びのあと』)によるライブパフォーマンスも予定しております。

そして最大の見所は今年2015年度参戦の各組のPRコーナー。下記を参考に是非イベントに来てご確認ください!(※スチール、映像はすべて現時点でのイメージです。)

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@小根山悠里香×Maison Book Girl『マイカット』
→ゲスト:小根山悠里香(監督)、サクライケンタ(音楽)、コショージメグミ(出演)
監督・脚本:小根山悠里香|音楽:サクライケンタ|出演:Maison Book Girl(コショージメグミ、宗本花音里、井上唯、矢川葵)ほか
★MOOSIC LAB 初の公募枠から選出された新人監督・小根山悠里香×いずこねこプロデューサーサクライケンタがプロデュース、ex.BiSのコショージメグミが所属する新ユニット『Maison Book Girl』のコンビが贈る、多重人格障害の女性の内面に集まる4人の女性の争いと葛藤の物語。

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Aサーモン鮭山+破れタイツ×ベッド・イン『101回目のベッド・イン』
→ゲスト:サーモン鮭山(監督)、ベッド・イン(出演・音楽)、当方ボーカル(脚本)
監督:サーモン鮭山|脚本:当方ボーカル|音楽:ベッド・イン|出演:破れタイツ(西本真希子、吐山ゆん)、ベッド・イン(中尊寺まい、益子寺かおり)ほか
★新進気鋭の女性監督ユニット”破れタイツ”が、90'sバブル期の輝きを現代で再生・更新するアイドルユニット”ベッド・イン”でトレンディドラマを撮ることに…?果たしてその結末は…?ピンク映画界からサーモン鮭山監督&凄腕の覆面脚本家・当方ボーカルのベテランコンビがMOOSIC LABに殴り込み!

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G酒井麻衣×Vampillia『いいにおいのする映画』
→ゲスト:酒井麻衣(監督)、金子理江(主演)
監督・脚本:酒井麻衣|音楽:Vampillia|出演:金子理江、Vampilliaほか
★夢見る少女レイは幼なじみの少年カイトが関わっている音楽ユニット"Vampillia"との出会いを経て、とある才能を見出していくが…。京都造形芸術大学在学時から各地の映画祭などで注目された新鋭・酒井麻衣×ブルータル・オーケストラ"Vampillia"×ミスiD2015グランプリ・金子理江とのコラボで挑む異色の青春ファンタジー。

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Dターボ向後×禁断の多数決&BRATS『DREAM MACHINE』
→ゲスト:ターボ向後(監督)
監督・撮影・編集:ターボ向後|出演・音楽:禁断の多数決、BRATS(黒宮れい、黒宮あや)
★AVレーベル”性格良し子ちゃん”を手がける映像作家・ターボ向後が”禁断の多数決””BRATS”という2アーティストそれぞれが観た夢を映像化?さらにその一方で、現実のアーティスト達のドキュメンタリーも収録?いったいどんな構成になるのか?虚実が入り乱れる実験的ムージック作品!

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C根本宗子×せのしすたぁ『ねもしすたぁ』
ゲスト:本編撮影中のため登壇できず!(3/8の撮影でエキストラ募集中!!!!!
監督・脚本:根本宗子|音楽:せのしすたぁ|出演:せのしすたぁ、根本宗子、梨木智香(月刊「根本宗子」)、大竹沙絵子、あやか、尾崎桃子ほか
★初の地方公演として某音楽フェスに呼ばれた劇団の月刊「根本宗子」チームと、福井のアイドルグループ"せのしすたぁ"の出会いが奇跡を起こす!?今最も勢いのある2組とも言える、人気アイドル”せのしすたぁ”×劇作家・根本宗子のタッグで送る、今しかない、やるしかない、新たなアイドル映画の決定版!

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B松本卓也×マチーデフ&サイボーグかおり『ライブハウス・レクイエム』
→ゲスト:松本卓也(監督)、マチーデフ(音楽・主演)
監督・脚本:松本卓也|音楽・出演:マチーデフ、サイボーグかおり ほか
★各地の映画祭で観客を沸かせ、注目される松本卓也監督が実弟にして『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』にも出演したラッパー"マチーデフ"と日本最強の女性ビートボクサー"サイボーグかおり"のコンビで参戦!ライブハウスのオーナーだった頑固ババァの追悼ライブに集まったアーティスト達の一夜を描く!


E室谷心太郎×細身のシャイボーイ『劇場版 復讐のドミノマスク』
→ゲスト:室谷心太郎(監督)、福田洋(主演)、細身のシャイボーイ(音楽・出演)
監督・脚本:室谷心太郎|音楽:細身のシャイボーイ|出演:福田洋(ユニオンプロレス)、望月みゆ(バンドじゃないもん!)、ささかまリス子、竹下幸之介(DDTプロレス)、室谷心太郎、アントーニオ本多(DDTプロレス)、細身のシャイボーイ、大石真翔、天野ジョージ(撃鉄)ほか
★不屈且つ不遇のヒーロー"ドミノマスク"は暗黒魔王の手から世界を、妹を守れるのか!?アカシックのMVなどを手がける室谷心太郎×プロレスラー・福田洋×『日々ロック』出演のシンガーソングライター”細身のシャイボーイ"のコラボで送るプロレスラー、アイドル、ミュージシャンが入り乱れて送る、ロマンチックアクション映画!


F森孝介×スガダイロー『劇場版 しろぜめっ!』
→ゲスト:未定
監督:森孝介|出演・音楽:スガダイロートリオ ほか
★Youtube版が好評だった、フリージャズピアニスト"スガダイロー"率いる"スガダイロートリオ"の全国ツアーの様子を密着ドキュメントしたスガダイロートリオ御一行が行く、笑いあり、涙あり、演奏ありのドキュメント・ロードムービー『しろぜめっ!』が、新たに撮影・編集を施された劇場版として堂々スクリーンに登場!

…と、まあ全8作品、のイントロです。ちなみに『MOOSIC LAB』は出来上がった作品を集める映画祭ではなく、企画から作って競い合う映画祭です。だいぶ一か八か、それぞれどうなるかわかりません。去年グランプリが出せなかった事を反省して、企画・プロットに魅力を感じた作品を選びました。8月下旬の初日まで、各組の同行をお知らせしていきます。

それでは、今年の『MOOSIC LAB』を、どうぞ宜しくお願い致します!

直井卓俊(MOOSIC LAB主宰/SPOTTED PRODUCTIONS)

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MOOSIC LAB 2015 KICK OFF PARTY!
日時:3.5(木)OPEN 18:30 / START 19:30
場所:新宿ロフトプラスワン
チケット:前売¥1,400 / 当日¥1,800(税込・要1オーダー500円以上)
◎LIVE ACT:カネコアヤノ、GOMESS
◎TALK GUEST:直井卓俊(MOOSIC LAB主宰)/森直人(映画評論家)/サーモン鮭山+ベッド・イン/酒井麻衣+金子理江/松本卓也+マチーデフ、室谷心太郎+福田洋+細身のシャイボーイ/ターボ向後/小根山悠里香+サクライケンタ+コショージメグミ...and more!!!???
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2014年09月27日

ムーラボ日誌(9.27)MOOSIC LAB 2014 京都・大阪・新潟・神戸編、始まります!

のわああああああああああああいろいろ間に合ってないいいいいいいい………って。はっ!すみません!
MOOSIC LAB企画P・直井です!気がつけば9月も終わり!『ワンダフルワールドエンド』情報解禁、『鬼灯さん家のアネキ』を始めとした配給宣伝業務、クリープハイプライブでの『百円の恋』『私たちのハァハァ』の情報解禁、映画秘宝への『家族ゲーム』原稿書き、CO2の助成監督審査、京都造形大学の講師…。『世界の終わりのいずこねこ』CAMPFIRE支援者向けのリターンメニュー・試写の準備、例年にも増してどたばたな下半期が始まっております。諸々の更新や対応が遅れがちに…汗。気を引き締めて頑張ります!

はてさてそんな中『MOOSIC LAB 2014』は和歌山Kisssh-Kissssh映画祭での上映を終えて(誰かレポート書いてくれ〜!)Deluxe版と称した狂気のラインナップがテアトル新宿で開催されたりするわけですが、その前に!というか平行して!京都・大阪・新潟・神戸で怒濤の上映ラッシュが始まります。

京都は本日9.27(土)〜立誠シネマさんにて!

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ここだけのレコメンド特集として『ダンスナンバー/時をかける少女』監督・脚本・編集:三浦直之(ロロ) 『太秦ヤコペッティ』監督:宮本杜朗 「永野宗典監督傑作選」監督:永野宗典(ヨーロッパ企画)の上映があります!ヤッター!

その他全作品上映+京都国際学生映画祭とのコラボ枠、そしてネクストムージック枠、盛りだくさんでお送り致します!ヤッター!

詳細は随時公式twitterなどでお知らせしていきます!

京都に続いて、関西では10.4(土)〜10.17(金)大阪・第七藝術劇場→10.18(土)〜10.25(土)神戸・元町映画館へと上映が続きます!

また、10.11(土)〜10.17(金)は新潟シネ・ウインドでも上映!こちらも詳細を追ってお知らせ致します!

それではまだまだ続くMOOSIC LAB 2014を引き続き宜しくお願い致します!

最後にMOOSIC LAB 2014『おばけ』坂本悠花里監督最新作・GOOD BYE APRILさんの『さよならのいきもの』MVです!(女の子役の金子りえさんはミスiD2015にてグランプリを獲得!めでたい!)

posted by staff at 13:33| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月11日

[速報]10月、MOOSIC LAB 2014 Deluxe版、テアトル新宿にて緊急開催!

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MOOSIC LAB 2014 Deluxe版 at テアトル新宿

大ヒット御礼!今年で3年目を迎えた音楽×映画の祭典”MOOSIC LAB”(むーじっく・らぼ)。K’s cinemaでの激闘を経て、グランプリ等の賞も確定!昨年迄吉祥寺バウスシアターでやっていた再上映企画がデラックス版となってテアトル新宿に登場!連日ゲストなどによるイベントを予定!ご期待ください!

劇場:テアトル新宿 ※連日レイトショー(時間未定)/10.11(土)、10.12(日)は休映。
料金:一般・大1,300円/シニア1,100円/高校生以下1,000円
リピーター割引き(半券提示):1,100円/水曜日男女サービスデー:1,100円


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◉10.8(水)


『あんこまん』
監督・撮影・編集 中村祐太郎|脚本・録音|木村暉|助監督:佐々木裕文|制作:畑中瀬音、古賀祐太、高畑朋世|音楽:町あかり|出演:青山未来、和田光沙、中村祐太郎、三村昌也、松竹史桜、佐々木裕文 徳永芳子、新倉ケンタ|77分
【MOOSIC LAB 2014/審査員特別賞・男優賞(中村裕太郎)】
今の自分をぶっ潰す。社会的状況や世間体のアンチになる。日本はブスい愛で国民を誤魔化そうとしていて、そんな日常に憤りを感じ続けている。でも君がいるなら毎日が新しい。東京学生映画祭2013グランプリほか数々の映画祭に招待された『ぽんぽん』の超新鋭監督・中村祐太郎×脚本:木村暉×音楽:町あかりチーム再集結で迫る人間ドラマ!


『ほったまるびより』
監督・脚本・編集・振付:吉開菜央|撮影:米山舞|照明:加藤大輝|録音:佐々木淳一|美術:加藤小雪|音楽:柴田聡子|写真:K田菜月|プロデューサー:鈴木徳至、中村謙吾、汐田海平、山中羽衣|出演:柴田聡子、織田梨沙、小暮香帆、菅彩夏、後藤ゆう、矢吹唯|38分
【MOOSIC LAB 2014/観客賞第3位】
さと子の家には、四人の踊り子が隠れ住んでいる。お互いのからだを愛で合いながら日々戯れて暮らす彼女たちは、ある日、風呂の中に住む美少女を発見して…。独創的な歌詞を紡ぐシンガーソングライター柴田聡子と、ダンサーであり映像作家の吉開菜央がタッグを組んだ、異色のガールズダンスムービー。


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◉10.9(木)


『NOBIDORANDO』
2014|監督・撮影・編集:宮本杜朗|劇中歌:TADZIO|録音:松野泉|出演:TADZIO、米本学仁、松居大悟、ひのあゆみ、fumijoe、Ariston boy Obena、木全純治、岡本昌司|協力:U.F.O. CLUB|32分
【MOOSIC LAB 2014 審査員特別賞】
リーダー(g,vo)と部長(ds,vo)のハードコア・ポップ・バンド”TADZIO”の過去を知る父親や高校時代の友人たちに東京、名古屋、フィリピンで突撃インタビュー!TSUTAYAでメンバー募集?包丁との生活?さらにはかつて国王だった!?二人の出会いに乾杯。『太秦ヤコペッティ』『SAVE THE CLUB NOON』の宮本杜朗が描く衝撃のドキュメント!


『月震のかずみ』 ※特別招待作品
2014|監督・脚本・編集:金子陽介|音楽:月震スタジオ|撮影:満若勇咲|照明:橋口祐介|録音:竹内遊|美術:むむむアート|装飾:長岡千華|衣装・メイク:木村響子|編集・記録:小川泉|助監督:宇都英生|制作:松尾圭太|エンディングテーマ:「背中のジッパー」大森靖子|出演:初夏(ファーストサマーウイカ)、村上穂乃佳、浦谷優羽奈、速水裕子、吉原拓弥、菅井知美、緒方ちか|制作:不感症フィルム|モノクロ(パートカラー)|79分
少し未来の日本。そこではロケット“月震三号”により日本人初の月面歩行という壮大な計画が、今まさに実現しようとしていた。そのニュースに耳を傾けるかずみ。吉報を待つ国民を余所目に、彼女はある計画を密々と企てていた...。月を恐れるかずみの運命や如何に?ex.BiSのメンバーでもあるファーストサマーウイカ(「初夏」名義)が主演を務めた私的一大戯曲!

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◉10.10(金)


『QOQ』
2014|監督・脚本・録音:黒田将史|音楽・劇中歌:黒際連盟|撮影:宮本杜朗|編集:谷口恒平|出演:ケツ(ニッポンの社長)、馬と魚、坂元ゆうな|63分
【MOOSIC LAB 2014 準グランプリ/最優秀男優賞(ケツ)】
路上で演奏する冴えないフォークデュオのわたるとひろみ。ある日出会った一人の美女が彼らの歯車を徐々に狂わせ出していく…。したまちコメディ映画祭2013で史上最年少監督としてグランプリ&観客賞W受賞の超新鋭・黒田将史が描く、愛すべきキャラクターたち大集合で贈る、オフビートな味わいが堪らない傑作コメディ。


『恋文X』
2014|監督・脚本・編集:市川悠輔|劇中歌:カネコアヤノ|撮影:亀井耶馬人|照明:上村奈帆、平野礼、直井聡|録音:渡邊裕也|助監督:山口晋策、野崎 芳史、山守佑典、森克行|協力:上尾市フィルムコミッション、上尾市文化センター|出演:カネコアヤノ、岡野真也、三河悠冴、徳網正宗|60分
【MOOSIC LAB 2014 ベストミュージシャン賞(カネコアヤノ)/観客賞 第2位】
さとしは憧れのるり子ちゃんに告白しようと思った。ユミは卒業後の進路に悩んでいた。時を同じく現れた記憶喪失の男。不可解ななぞを残したまま、それぞれの物語が交錯していく―。PFFアワード2013グランプリの市川悠輔と新進気鋭のシンガーソングライター・カネコアヤノのタッグで贈る、クレイジーな青春ボーイミーツガールストーリー!


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◉10.13(月・祝)


『トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ』
2013|監督・脚本:平波 亘|音楽・出演:ガール椿|撮影・照明:高木風太|録音:杉本崇志|助監督:佐々木裕文|ヘアメイク・スチール:Masayo|制作:松尾圭太|広島ユニット:高橋恵一、はまの省蔵|特別協力:横川シネマ!!|出演:出演:立木庸平、橋野純平、空越一青(新人)、大森靖子、前田多美、細川佳央、矢野雄平、越智とも子、采岡宏保、ゴトウイズミ、西島大介、溝口徹、後藤ユウミ、木村知貴|カラー|HD|65分
【MOOSIC LAB 2013/ミュージシャン賞(ガール椿)】
MOOSIC LAB 2012「労働者階級の悪役」の平波亘×広島の人気バンド・ガール椿コラボ作品!友達を連れ去った謎の笛吹き怪人、広島の艶街を駆け抜けるトムボーイ(男装の女)・ツバキ、30代半ばを迎えたかつての少年達…の猥雑でポップでLOVEな青春死闘エンターテインメント


『tarpaulin』 ※特別招待作品
2012|監督・脚本:今泉力哉|音楽・出演:大森靖子|出演:平井正吾、後藤ユウミ、吉塚拓哉、阿部隼也、青坂匡、前田多美
|28分
高田崇と時子。2人は夫婦だが、あまりうまくいっていない。ある日、気をき-かせた時子の友人の計らいで、皆で野外フェスに行こうと誘われるが…。『こっぴどい猫』のスピンオフ作品で28分1カットで綴られた意欲作。大森靖子は本作のための新曲『歌謡曲』を書き下ろしての出演し、圧倒的な存在感を放っている。


※上映後、松居大悟監督による大森靖子MV『ミッドナイト清純異性交遊』『君と映画』Music Video&『ワンダフルワールドエンド』予告編プレミア上映+監督陣によるトークショーを予定!

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◉10.14(火)


『サッドティー』 ※特別招待作品
2013|監督・脚本・編集:今泉力哉|撮影監督:岩永 洋|録音・整音:根本飛鳥|音楽:トリプルファイヤー|プロデューサー:市橋浩治|出演:岡部成司、青柳文子、内田慈、永井ちひろ、阿部隼也、國武綾、富士たくや、佐藤由美、武田知久、星野かよ|配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS|カラー|STEREO|120分|コピーライトマーク 2013 ENBUゼミナール
【第26回東京国際映画祭/日本映画スプラッシュ部門 正式出品作品】
21世紀型ダメ恋愛映画監督・今泉力哉監督の大ヒット作。
二股を解消したい映画監督とその2人の彼女。彼の行きつけの喫茶店のアルバイトの女の子とマスター。彼女へのプレゼントを買いに行ったお店の店員に一目惚れする男など、
様々な恋愛を通して描く「ちゃんと好き」ということについての考察。
音楽担当のトリプルファイヤーの乾いたビートが映画と絶妙にマッチングしているのにも注目。


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◉10.15(水)


『イルカ少女ダ、私ハ』
監督・脚本・編集・VFX:タイム涼介|音楽:やまのいゆずる|助監督 田中真知子|撮影:萩原亮|録音:高橋紗知|美術:江田あかり|OP・EDアニメーション梶保まみ|広報:藤木美沙|制作助手:瀬尾ー平|協力:ビデオSALON|出演:吉岡里帆、川上恵里(やまのいゆずる)、安保彩世、山口舞帝、山野井紀子|50分
【MOOSIC LAB 2014/女優賞(吉岡里帆)】
ある日、バンドリーダーから一方的に解散を告げられた女、イサリは、街を彷徨う一人の少女に出会う。少女は自らをイルカ少女のルカだという…。イルカ少女の無垢な可愛らしさと、哀愁、そしてその特殊能力を漫画家・タイム涼介が最新のVFXとやまのいゆずるのスペーシーな楽曲とのコラボで描くSFアクション!

『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』※特別招待作品
監督・脚本:継田淳|出演:BELLRING少女ハート、SUPERSTAR BUTCH、細身のシャイボーイ、アントーニオ本多、黒崎れおん、ゆるめるモ!、室田-晃、石川ゆうや|配給・宣伝:TRASH-UP!! (C)『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』製作委員会 2014
人気アイドルグループ、BELLRING少女ハート初主演のサイケでアシッドなファンタジー映画。6次元の世界に迷いこんだ彼女たちに、宇宙人、殺人鬼、怪獣が襲いかかる! ゆるめるモ!や異色ゲスト陣にくわえ、飯塚貴士によるアナログ特撮も見もの。監督は奇才・継田淳。トラッシュ・カルチャー・マガジンTRASH-UP!!第一回プロデュース作品。


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◉10.16(木)


『おばけ』
監督・脚本・編集:坂本悠花里|音楽・劇中歌:挫・人間|撮影:市來聖史|照明:加藤大輝|録音:木原広滋、白沢文晴|出演:佐藤玲、佐藤亮、挫・人間、遠藤恭葉、川合智己、河内美里 、田中日奈子、佃眞唯、星野かよ|50分
【MOOSIC LAB 2014/ミュージシャン賞(挫・人間)・女優賞(佐藤玲)】
衛星都市に住む少女・弥生は、電車に運ばれて学校に通うだけの毎日を送っている。そんな彼女は「挫・人間」と「ビデオカメラ」と「おばけ(男の子)」と出会い…。存在の耐えられない実体。憧れは絶望に、そして言語は転回する。MOOSIC LAB 2013のオープニング映像を手がけた坂本悠花里×ロックンバンド”挫・人間”という異色のタッグで描く映像と音の飛翔!


『おんなのこきらい』
監督・脚本・編集:加藤綾佳|音楽:ふぇのたす|撮影:平野晋吾|照明:小川大介|録音:吉方淳二|助監督:滝野弘仁|出演:森川葵、ふぇのたす、木口健太、谷啓吾、井上早紀、加弥乃、松澤匠|73分
【MOOSIC LAB 2014/準グランプリ・観客賞第1位・最優秀女優賞(森川葵)・男優賞(木口健太)】
女の子の価値はかわいいければそれだけで生きていけるのですーーー。とにかく可愛いことだけが取り柄の過食症女子キリコがこじらせた日常の末にたどりつくものは…?希代の美少女・森川葵×ポップユニット”ふぇのたす “の世界観が溶け合い、2015年に単独公開も決定した新鋭・加藤綾佳監督による人気作。


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◉10.17(金)ロロ×MOOSIC LAB presents

ダンスナンバー 時をかける少女ナイトニッポン!

昨年、下北沢の風知空知で行われて大好評を博した劇団ロロ×倉内太による伝説のイベント『ダンスナンバー 時をかける少女ナイトニッポン』がテアトル新宿に登場!



@『ダンスナンバー 時をかける少女』
2013|監督・脚本・編集:三浦直之(ロロ)|撮影・照明:伊集守忠|録音:茂木祐介|編集:堀切基和|助監督:平波亘|ヘアメイク:Masayo|音楽・出演:倉内太&ネイティブギター|企画:直井卓俊|出演:我妻三輪子、安川まり、島田桃子、亀島一徳、福原冠、板橋駿谷、篠崎大悟、多賀麻美、島田直子、元木和枝|カラー|60分
【MOOSIC LAB 2013/準グランプリ・女優賞(我妻三輪子)・ミュージシャン賞(倉内太)】
Aくんは目の前にいるB子ちゃんに捧げる歌を歌い続けている。B子ちゃんの心に一向に響かないその歌は、ある日突然、全く関係ない遠くの場所にいるY子ちゃんの元に届き…。演劇界で人気を博す劇団「ロロ」の主宰・三浦直之が初監督に挑戦し、ミュージシャン倉内太の楽曲とジュブナイルな世界観が共鳴し合う、映画と歌と演劇と嘘とほんとの物語。



A『時を踊る少女』MV上映(監督:エリザベス宮地)
『ダンスナンバー 時をかける少女』のスピンオフ的な設定で作られた同映画の主題歌『時を踊る少女』Music Video。

Bロロ三浦直之×ゲストによるトークショー!

C倉内太×ロロによるショート演劇「キッドのポエム」上演!

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また、MOOSIC LABの直前には◉9.27(土)-10.3(金)GOMA&THE JUNGLE RHYTHM SECTION活動10周年記念『フラッシュバックメモリーズ3D』レイトショー!


◉10.4(土)22:00- 特別企画@ 映画『日々ロック』公開記念・入江悠監督特集オールナイト!『劇場版 神聖かまってちゃん』+『SR サイタマノラッパー』シリーズ全3作一挙上映!


◉10.5(日)-10.7(火)特別企画A大ヒット御礼! 『劇場版 テレクラキャノンボール 2013』3日間限定レイトショー!


以上となります!情報量多過ぎ!まさにデラックス!(白目)9月、10月のレイトショー時間はテアトル新宿に来れば間違いなく楽しい夜が送れます!皆様是非!
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2014年08月09日

[一部訂正あり]MOOSIC LAB 2014 審査員選評VOL.4:森直人(映画評論家)九龍ジョー(ライター)西島大介(漫画家)

※大変失礼致しました。九龍ジョーさんの選評で、ベストミュージシャン賞、ミュージシャン賞に誤りがありましたので、訂正致しました。申し訳ありませんでした。

選評、その4です!

M森直人(映画評論家)

グランプリ=QOQ|準グランプリ=遊びのあと|特別賞=おんなのこきらい、おばけ、あんこまん(以上3作品)|ベストミュージシャン賞=GOMESS|ミュージシャン賞=挫・人間、白い汽笛|最優秀女優賞=佐藤玲(おばけ)|女優賞=和田光沙(あんこまん)、森川葵(おんなのこきらい)|最優秀男優賞=ケツ(QOQ)|男優賞=横山真哉(これは僕がアカシックというバンドを撮ったドキュメンタリーである。)、荒谷清水(寝床より愛をこめて)

 今回はものすご〜く悩みました。全体的に粒ぞろい(お世辞ではなく12作品すべて面白かったです)のうえ、逆に決定打となる一作がなく、本当に混戦。一度はグランプリを該当作なしにして、準グランプリと特別賞にいっぱい作品を詰めてやろうかな、とかも考えましたが……。
 そんな中、思い切って『QOQ』を推したのはぶっちゃけ個人的に超好みの作風で、「劇」としての面白さが突出していたから。黒田将史監督は、ある側面で初期の山下敦弘さんを更新する才能かなと思います。ただ一点、気になったのはMOOSICイズムの低さ。この映画における音楽はあくまで「ネタ」の域。芸人の話でも成立するのではないか?という……ここが正直今も引っ掛かってるので、他の審査員の方々から適切な批判が出てくることを期待してます(笑)。
 逆に『遊びのあと』は一番素直に堪能した「音楽系映画」。ヒップホップを介した現代日本のドキュメントとしても優れていて、こちらをグランプリにする考えも浮かびました。
あと最もウェルメイドだったのは『おんなのこきらい』。MOOSICというお題と丁寧に格闘していたのは『おばけ』と『ほったまる日和』かなと思います。期待の『あんこまん』は才気の当たりと空転が混在している印象。「もっとやれる」感を持ちましたが、やはり見過ごせない作品ではあります。
俳優部門も充実。『QOQ』は実質出演者全員が受賞ですよね。『おばけ』の佐藤玲さんは『アルファヴィル』のアンナ・カリーナ的。『これは僕がアカシック〜』の横山真哉監督は「すべり芸」の極致。作品はともかく監督本人のキャラ立ちが凄まじかったです。
 ともあれ個別に作品論をやりたい強度のものばかりでした!

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N九龍ジョー(ライター)

グランプリ=該当なし|準グランプリ=QOQ、おばけ(以上2作品)|特別賞=あんこまん|ベストミュージシャン賞=柴田聡子|ミュージシャン賞=挫・人間、町あかり|最優秀女優賞=佐藤玲(おばけ)|女優賞=森川葵(おんなのこきらい)、カネコアヤノ(恋文X)|最優秀男優賞=ケツ(QOQ)|男優賞=中村祐太郎(あんこまん)、影山徹(キッチンドライブ)

私の「MOOSIC LAB」における選考基準は、昨年の選評で書いたとおり。
前提として、「MOOSIC LABは直井卓俊によるその造語のとおり、『いかに〈映画〉と〈音楽〉を融合させうるか』というところに企画のキモがあると思っている。なので、志の高さはともかくとして、そのことに自覚的でない作品はいくら映画として優れていても特に授賞には値しない」というのも相変わらず。
この前提については、今回、どの作品もよく踏まえられていたと思う。

その上で、改めて「融合」の中身を検討してみると、オーソドックスというか、ドラマに楽曲や演奏シーンなどをいい感じに絡ませるウェルメイド志向が目立った。商業ベースでも通用しそうな作品も多かった。

だが、やはりそこではないのである。
求めるのは、映画と音楽のコアが高い次元でぶつかり合い、絡み合う作品なのだ。
昨年、そのハードルを越える作品が2本も現れたことで油断していたが、やっぱりこれはずいぶんと高い望みなのだろう。そんなことを今回、改めて思い知らされた。

グランプリとして太鼓判を押せる作品はなかった。
準グランプリに推した『おばけ』と『QOQ』は、その方向性については全力で支持するが、グランプリにはあともう一歩届かなかった。
『おばけ』について言えば、挫・人間を鳴らす位相に“狙い”があるところまではいい。だが、その位相に引っ張られて、物語の足下までおぼつかなくなってしまっている。
『QOQ』はもったいなかった。音楽への初期衝動ならぬ軽はずみが、「昨日/今日」を決定的に変えてしまう瞬間をさらっと描いており、類い希なるセンスを感じたが、ミュージシャンとのコラボという規定に則っていないことが最後まで引っかかった。

選んでいて楽しかったのはミュージシャン賞のほうかもしれない。こちらもあくまで映像との絡みを踏まえた上で選出した。
『ほったまる日和』は、ダンス映像としてはローザスなどを挙げるまでもなく手垢のついた感を免れなかったが、柴田聡子の内包する人懐こいようでいて尖ったフェティッシュとのシンクロは抜群であり、柴田の音楽に対して新たな発見を促すものがあった。
挫・人間は、先にも書いたとおり。『おばけ』という作品の中に、BGMでもなく、俳優としてでもなく、その音楽が鳴らされるべき位相がしっかり用意されていたのが大きい。
町あかりは、『あんこまん』の主題歌「ONE WAY ROAD」、さらに「栄冠は君に輝く」のカバーが素晴らしすぎた。逆に言えば、町あかりの曲がこれほどよいのにもかかわらず、異化効果的にしか使えていないところに『あんこまん』の弱さがあった。そのアンバランスさに惹かれるものはあるのだが。
そんなわけで、特別賞は『あんこまん』に。

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O西島大介(漫画家)

グランプリ=おんなのこきらい|準グランプリ=あんこまん|特別賞=QOQ|ベストミュージシャン賞=カネコアヤノ(恋文X)|ミュージシャン賞=GOMESS(遊びのあと)、ふぇのたす(おんなのこきらい)|最優秀女優賞=森川葵(おばけ)|女優賞=理姫(これは僕がアカシックというバンドを撮ったドキュメンタリーである)、坂元ゆうな(QOQ)|最優秀男優賞=中村祐太郎(あんこまん)|男優賞=黒際連盟(QOQ)、横山真哉(これは僕がアカシックというバンドを撮ったドキュメンタリーである)


 MOOSIC LAB2014は、常連だった平波亘さんや、監督ではないものの常に関わり続けてきた大森靖子さんが卒業。と、同時に作り手の自意識こじらせ系男子映画が激減(横山真哉さん以外)。昨年の三浦直之(ロロ)さんの成功を受けてか、子供鉅人、ヨーロッパ企画、吉開菜央さんら演劇・ダンス勢が台頭。若手黒田将史さんや宮本杜朗さんら関西勢の人を食ったような作風が混沌を呼ぶ一方、ふぇのたす、カネコアヤノさんなど参加音楽家もポップ化。予算も役者陣も大幅に底上げされた感じ。メジャー感あります。
 『おんなのこきらい』は超絶カワイイ森川葵さんをズブズブと沈めていく手つきが恐ろしい作品。「こんな映画だろう」というこちらの先入観を底なしに更新していく作品で、加藤綾佳監督を「女ラース・フォントリアー」と呼びたくなりました。小さな女子議論に収まらない、突き放した視線が気持ちよい衝撃作。『あんこまん』は映画の中で口説き、騙し、濡れ場込みでやりたい放題やってしまう中村祐太郎という監督&俳優の圧倒的存在感にしびれました。まさに怪物。自ら演じて撮るさまは北野武のよう。黒際連盟同様に、「何かしでかしそうな気配」に満ちていて期待が膨らみます。
 カネコアヤノさんはナチュラルな演技が素晴らしい。もちろん歌も。アカシックは音楽よりも理姫さんのお水っぽさが魅力。横山真哉監督はトラクター上の演技がツボ(いっそ俳優転向は?)。あと同業者(漫画家)としてタイム涼介さんの映画熱と実行力はすごいと思いました。ムーラボでVFXって!
 昨年から今年にかけてMOOSIC LABが生み出した最大の成果は山戸結希監督と、大森靖子さんだと思います。両者とも「映画」の枠を平気ではみ出して別の場所に届いてしまう才能。両者の活躍が今年のムードを一変させた気がします。参加作品の行く先がもしかしたらもう「映画」なくてもいいのかもしれないって気すらしてくるし、映画を「踏み台」にするくらいの度胸があるほうがいいかもしれません。
 …と、偉そうに講評してる西島ですが今年は竹内道宏監督の元で『世界の終わりのいずこねこ』で共同脚本参加することに。完全にスタッフ側に回ってしまいました。ムーラボに関わると予想しないことが起きますね・・・。さて、来年は?

(以上16名による選評でした。)

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■MOOSIC LAB 2014 名古屋編
2014年8月9日(土)〜オープニングイベント@spazio rita(15:00)→上映@シネマスコーレ(20:00)
→|詳細!

■MOOSIC LAB 2014 アンコール上映
8月16日 土 QOQ/おんなのこきらい K's cinema
8月17日 日 NOBIDORANDO/あんこまん K's cinema
8月18日 月 イルカ少女ダ、私ハ。/恋文X K's cinema
8月19日 火 遊びのあと/おばけ/寝床より愛をこめて K's cinema
8月20日 水 これ僕アカシック/おんなのこきらい K's cinema
8月21日 木 ほったまるびより/キッチンドライブ K's cinema
8月22日 金 QOQ/あんこまん K's cinema

■MOOSIC SUMMER FEST 2014
8月25日(月)Shibuya WWW 17:00-
上映:NOBIDORANDO/おんなのこきらい
LIVE:町あかり / 挫・人間 / カネコアヤノ / いずこねこ/ 大森靖子
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MOOSIC LAB 2014審査員選評VOL.3:松本CINEMAセレクト/溝口徹(横川シネマ!!)、田中誠一(立誠シネマプロジェクト)、大下直人(Kisssh-Kissssh映画祭)

審査員講評、その3です。

INPO法人コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト(宮嵜・後町・飯岡)
グランプリ=該当なし|準グランプリ=イルカ少女ダ、私ハ、QOQ、恋文X(以上、3作品)|特別賞=ほったまるびより|ベストミュージシャン賞=カネコアヤノ(恋文X)|ミュージシャン賞=柴田聡子(ほったまるびより)、TADZIO(NOBIDORANDO)|最優秀女優賞=吉岡里帆(イルカ少女ダ、私ハ)|女優賞=カネコアヤノ(恋文X)、岡野真也(恋文X)|最優秀男優賞=ケツ(QOQ)、馬と魚(QOQ)|男優賞=該当なし、該当なし


 松本CINEMAセレクトでは、前回同様3名が全作品を鑑賞し選定を行ったが、「グランプリなし」は全員一致で即決した。「MOOSIC LAB」は本来、「映画と音楽のコラボレーションによる実験室」を謳っていたはずだが、前回とは異なりその枠を飛び越える作品がなかっただけでなく、その枠を満たしている作品もきわめて少なかったのは残念だった。
 相対的には「映画と音楽のコラボレーション」を実現している作品として、『イルカ少女ダ、私ハ。』『恋文X』『QOQ』の3作を準グランプリに選出したが、いずれも、決定的な驚きを欠いており、新しい才能との遭遇として私たちを興奮させてくれる作品ではなかった。あえて挙げるならば、3作のなかではもっとも(良い意味で)未完成で「MOOSIC LAB」らしい『イルカ少女ダ、私ハ。』にいくらか清新さを感じたが、それも主演女優の吉岡里帆の魅力に負うところが大きい。
 律儀に「映画と音楽のコラボレーション」に取り組み、器用にまとめ上げた『恋文X』を印象深くさせているのはヒロイン2人(実際カネコアヤノの「発見」は今年の数少ない収穫の1つだろう)の魅力によるとことが多いだろうし、私たちの選からはもれたが、『おばけ』の佐藤玲や『おんなのこきらい』の森川葵など、女優については今後「MOOSIC LAB」の枠外での活躍が期待できる新しい顔と出会うことができた。
 男優については、『QOQ』の主演2人が、「MOOSIC LAB」では目新しい関西弁による掛け合いで印象に残ったが、「MOOSIC LAB」の枠外での活躍が容易には想像できない。また、そのほかの作品の男優にも、「MOOSIC LAB」の枠外で撮られた作品を見てみたいと思わせる者はいなかった。
 今回、ミュージシャンの持つ魅力や、その音楽に真剣に対峙していると感じられる作品は少なかった。そんななか、カネコアヤノ(『恋文X』)の歌はセリフと同等の強度を持ち、みずから輝くと共に作品を輝かせていた。柴田聡子(『ほったまる日和』)、TADZIO(『NOBIDORANDO』)は、その音楽性が作品の指向に関わっており、他の作品のミュージシャンと比べ、魅力を発揮していた。
 私たちが「MOOSIC LAB」に期待しているのは、通常の映画祭や映像祭では選外となってしまうような新奇な才能の「発見」である。それを可能にしていたのが「映画と音楽のコラボレーションによる実験室」という枠だったはずだが、今回はその枠が機能していないように感じられる作品が多かった。「MOOSIC LAB」が今後も続くのであれば、しっかりとその枠=〈しばり〉のなかでの競い合いを見てみたい。

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J溝口徹(広島/横川シネマ!!)

グランプリ=QOQ|準グランプリ=おんなのこきらい|特別賞=遊びのあと|ベストミュージシャン賞=ふぇのたす(おんなのこきらい)|ミュージシャン賞=カネコアヤノ(恋文X)、GOMESS(遊びのあと)|最優秀女優賞=和田光沙(あんこまん)|女優賞=佐藤玲(おばけ)、吉岡里帆(イルカ少女ダ、私ハ)|最優秀男優賞=ケツ(QOQ)|男優賞=馬と魚(QOQ)、中村祐太郎(あんこまん)


 直井Pの“ドクター・モローの島”こと“MOOSIC LAB”コンペも審査員3年目。昨年の『トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ』のご縁で、なぜか今夏を東京のある工場で『労働者階級の悪役』として過ごしている僕も、少なからずこの企画の歴史に人生を翻弄されている人間と言えるでしょう。果たして、昨年と今年のMOOSIC LABには、昭和ライダーと平成ライダーくらいのギャップを覚えつつ、興味深く拝見しました。
 カメラの適度な距離感に疑いを覚えるくらいにGOMESSの存在感に興味を惹かれた『遊びのあと』の特別賞のみ即決。グランプリについて『あんこまん』『恋文X』『おばけ』『おんなのこきらい』『QOQ』まで絞るも、そこから決め手を見つけられず、最終週で唯一空席が目立ってた『QOQ』の愛おしさでいいやー。と、なりました(嘘)。ただ、押し並べてなんか皆、承認欲求が強いなぁというのが、気になってます。

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K大下直人(Kisssh-Kissssh映画祭)

グランプリ=ほったまるびより|準グランプリ=おんなのこきらい|特別賞=QOQ|ベストミュージシャン賞=挫・人間(おばけ)|ミュージシャン賞=ふぇのたす(おんなのこきらい)、カネコアヤノ(恋文X)|最優秀女優賞=佐藤玲(おばけ)|女優賞=柴田聡子(ほったまるびより)、森川葵(おんなのこきらい)|最優秀男優賞=ケツ(QOQ)|男優賞=中村祐太郎(あんこまん)、荒谷清水(寝床より愛をこめて)

昨年度が『キングコングvsゴジラ』等のvsものだとしたら、今年のMOOSICは超混戦、いうなれば『怪獣総進撃』です。なので審査には相当迷いました。「断腸の思い」なんて超えて、臓器全てが破裂するような思いで作品を選びました。でも、もっと残虐になってほしかった!!MOOSICという怪獣達には「音楽映画」とか「MV」とかいうつまらない枠組みや概念を破壊しつくしてほしいのです!!!

■ほったまる日和
これぞMOOSICな作品だと思います。映画と音楽が交じり合い、理解を超えた何かがありました。ある種グロテスクなコンテンポラリーダンスと柴田さんのフェティッシュな歌声が溶け合い、古民家特有の異質感、不気味さを体現した映画だと捉えています。きっと僕の長野の婆ちゃん家にもあの踊り子達がいて、ほったまっていると確信しています。もう、柴田さんと声も踊り子たちの躍動する身体も永遠に観ていたい!

■おんなのこきらい
可愛いの残虐性を堪能できる、可愛いの地獄巡りムービーでした。「可愛い」はもはや呪いであり、恐ろしいものなんだという事を痛感。特に後半、アナ雪的な「ありのままで〜」みたいなオチなるかと思いきや、「結局可愛いほうがいいよね」と可愛いの壁が立ちはだかるなんて血も涙もない!あとふぇのたすのマカロンのようなポップで可愛い音楽によってさらに毒っ気を増幅させています。これは可愛い残虐物語だ!

■QOQ
ドライな笑いとけだるい空気がたまらない。個人的には山下敦弘監督のダメ男三部作を思い出したました。はい、好きです!二人のボンクラ男と、ゆうなさんとのやり取りも愛くるしい。やっぱ、好きやねん。もう一度劇場で会いたいと思えます。何よりも黒田監督の「音楽映画つくりたいけどしっくり来るアーティストいないから自分でプロデュースするわ」この気概は評価せざるを得ません。

■おばけ
佐藤玲さんの顔、唇、ピアス、彼女の存在感でこの映画の大半が構成されていると確信しています。あと、月見ル君想フでの挫・人間のライブシーンは圧巻の一言。正直サブカルこじらせバンドと思って舐めていました。しかし、今ではあのねっとりとした歌声にはまり、エンドレスリピートしています。あと、Kisssh-Kissssssh映画祭では野外上映を行っていることもあり、「外で観たくなる映画」を考えた結果、今作を選びました。観念的な言葉が飛び交い、夢想的なカットが繰り出される映画は、星空の下映画を観る不安定な上映空間に相応しいんじゃないかと!!

■遊びのあと
いい意味で優しくない映画ですね。観客の思考に多くを委ねられている作品だと感じました。間違ってもしょっぱいドキュメンタリーなんかではないです。自分としては「人生全ては暇つぶしの遊び」という言葉をふと思い出しました。

■NOBIDORANDO
ライブシーンがまずクール過!TADIZOに関しては前知識ゼロだったからスチール見た段階では艶っぽいライブなのかと考えていました。でも蓋を開けてみたら女性の狂気、暴力性が充満していて驚きました。カット数刻んで手元、顔など身体の一部を強調していてフェチ&クール。他人から語られる「武勇伝」そしてそれに対してのレスポンスとしてのライブ、構築される異質感が心地よい!

■キッチンドライブ
前半はヒリヒリとするような男女の圧倒的な断絶性、埋めることのできない距離感をリビングとキッチンという位置関係によって描き方が好印象。ただ、それまでの映画のトーンと違う人たちが次々と登場し目がくらくらしました。舞台に耐性がない自分は胸焼け寸前でしたね。

■恋文X
This is ボーイミーツガールムービー。男女4人の物語が交錯し、クレイジーな青春が生まれる気持ち良い映画。ただ、ご都合主義な展開(引越しトラックに追いつくくだり)、不自然な市役所ライブ、デジャブ感満載の話運びが気になりましたが、カネコアヤノさんの音楽が全てを吹っ飛ばしてくれました。全然そんなの関係ない!!映画館からの帰り道、きっとカネコアヤノ氏の歌を口ぶさみたくなる事間違いなし!

■イルカ少女ダ、私ハ。
最強VFXとやまのいゆずるの楽曲によって夢想的な気分に。でも、イルカ少女にとってはこれがリアルなんでしょうね、きっと!!終盤のMOOSIC初の音楽バトルシーンは要必見、ここの音楽が相当気持ちいいので絶対劇場で観るべきですね。

■これは僕がアカシックというバンドを撮ったドキュメンタリーである。
アカシックに向けていたカメラが次第に自分自身に向けられるのでタイトルは詐欺です。ナルスティックで内省的な横山監督がボンクラな自分をぶっ壊す為、トラクターの自分と対話するシーンは胸が熱くなることは不可避。でも、本当の成長はピー音の先にあるかと…。応援しています、横山監督!!

■寝床から愛をこめて
これも一種の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』だ!!!夢ループをひたすら繰り返す荒谷氏は和製トムクルーズや!!1本で7〜8作品観た気になるお得映画。ただ、もっとループものとしてエポックメイキングな何かが欲しかったです。

■あんこまん
劇中に現れる裸体とその交わりににエロさではなく生命の神秘を感じました。これが中村監督の力量や…。あと個人的には今作品は飯の印象が強いです。とにかく飯を食う、作る、カレーを塗りたくる!食事とは性行為だ、人との関係性の構築なんだと痛感。

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L田中誠一(京都/立誠シネマプロジェクト 支配人)

グランプリ=QOQ|準グランプリ=あんこまん|特別賞=遊びのあと|ベストミュージシャン賞=TADZIO(NOBIDORANDO)|ミュージシャン賞=GOMESS(遊びのあと)、町あかり(あんこまん)|最優秀女優賞=和田光沙(あんこまん)|女優賞=森川葵(おんなのこきらい)、佐藤玲(おばけ)|最優秀男優賞=ケツ、馬と魚、坂元ゆうな(以上、QOQ)|男優賞=佐藤亮(おばけ)荒谷清水(寝床より愛をこめて)


作り手のスタンスとミュージシャンの表現とキャストのリアルが分かちがたく作品と結びついている、そんなことを感じられるものが選に入りました。『QOQ』はまさにこの次を観たいと思わせる作品でしたが、QOQだけが奏でられる音楽が聞こえてくる手前で終わってしまったことに惜しさを感じます。奇跡的なものを求めてしまう因果な私です。『あんこまん』は個人的には好きでなはい。が、こうでしか描けないものが画と音で確かに描かれていました。TADZIOは圧倒的だしGOMESSは最高。でも映画と音楽が組んで生まれる「何か」が足りない。『遊びのあと』には忘れがたい時間があった。『ほったまる日和』はちょっと次元が違いました。のでオリジナルの賞をあげたい。顔がよく撮れている『おばけ』、とても清々しい『おんなのこきらい』、異星からやってきたような『イルカ少女ダ、私ハ』は多くのことが語れる作品でしたが、映画と音楽の奇跡的な何か、を基準にすると選外となりました。というように、MOOSICとは何なのか、をあらためて考えさせられる今年度となったように思います。僕的には最強のMOOSICは大林宣彦監督の『なごり雪』なんですけどね。

(つづく)

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■MOOSIC LAB 2014 名古屋編
2014年8月9日(土)〜オープニングイベント@spazio rita(15:00)→上映@シネマスコーレ(20:00)
→|詳細!

■MOOSIC LAB 2014 アンコール上映
8月16日 土 QOQ/おんなのこきらい K's cinema
8月17日 日 NOBIDORANDO/あんこまん K's cinema
8月18日 月 イルカ少女ダ、私ハ。/恋文X K's cinema
8月19日 火 遊びのあと/おばけ/寝床より愛をこめて K's cinema
8月20日 水 これ僕アカシック/おんなのこきらい K's cinema
8月21日 木 ほったまるびより/キッチンドライブ K's cinema
8月22日 金 QOQ/あんこまん K's cinema

■MOOSIC SUMMER FEST 2014
8月25日(月)Shibuya WWW 17:00-
上映:NOBIDORANDO/おんなのこきらい
LIVE:町あかり / 挫・人間 / カネコアヤノ / いずこねこ/ 大森靖子
→|詳細!
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